あるコンピュータの1命令は、表のステップ1〜6の順序で実行される。 図のパイプライン処理を利用して6命令を実行すると、何ナノ秒かかるか。 ここで、各ステップの実行時間は10ナノ秒とし、分岐命令などパイプライ ン処理の実行を乱す要因はないものとする。 表 命令の実行ステップ ┌────┬──────────┐ │ステップ│ 処理内容 │ ├────┼──────────┤ │ 1 │命令コード部の取出し│ │ 2 │命令の解読 │ │ 3 │アドレス部の取出し │ │ 4 │実効番地の計算 │ │ 5 │データの取出し │ │ 6 │演算の実行 │ └────┴──────────┘ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┐ 最初の命令│1│2│3│4│5│6│ └─┴─┴─┴─┴─┴─┘ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┐ 次の命令│1│2│3│4│5│6│ └─┴─┴─┴─┴─┴─┘ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┐ 次の次の命令│1│2│3│4│5│6│ └─┴─┴─┴─┴─┴─┘ : : 図 命令実行のパイプライン処理 ア 50 イ 60 ウ 110 エ 300